都道府県別!企業誘致を行う自治体の補助金ランキング10選!

各都道府県の自治体は、人口や経済の一極集中による地方の人口減少を解消するため、「企業誘致」という取り組みを行っています。
これは、企業を誘致することで地域経済の回復を図る施策であり、全国的に展開されています。
今回は、当サイトがおすすめする各都道府県が行う企業誘致の自治体ランキング10選をご紹介します。
企業誘致の選び方や企業の進出を成功させるポイントについても合わせて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
企業誘致の自治体の選び方
おすすめの企業誘致の自治体を紹介する前に、まずはこちらで企業誘致の選び方についてご紹介します。
自社の事業内容や条件にマッチした地域や企業誘致制度を選ぶことはとても大切です。
企業誘致の選び方を3つのポイントに分けて解説します。
- 人口・労働力
- 交通アクセス
- ビジネス環境
①人口・労働力
企業誘致をする際には、人口や労働力が豊富な自治体が魅力的です。
人口が多い自治体は、従業員の確保がしやすく、企業が進出しやすい環境を整えることができます。
また、若い人や高学歴者の割合が多い自治体は、技術力が高いため、研究開発や新技術の開発にも適しています。
②交通アクセス
企業誘致をする際には、交通アクセスが良い自治体が魅力的です。
鉄道や高速道路などの交通網が発達している自治体は、従業員の通勤に便利であり、物流の面でも利便性が高いため、企業にとって魅力的な環境となります。
③ビジネス環境
自治体が企業に対してどのような支援をしているかも大切なポイントです。
企業にとっては、事業を行いやすい環境を整えている自治体が魅力的です。
例えば、減税措置や補助金制度、低コストの事務所や土地などが提供されている自治体は、企業誘致において有利となります。
企業誘致の自治体ランキングおすすめ10選
ここからは、全国の各都道府県の自治体が行っている企業誘致ランキングおすすめ10選をご紹介します!
補助金の対象事業や助成の限度額、助成要件のご紹介と合わせて、その土地に進出するメリットもまとめておりますので、事業展開をご検討中の方は是非参考にしてみてください。
札幌市の「IT・コンテンツ・バイオ立地促進補助金」
対象事業 | IT・コンテンツ事業、バイオ事業 |
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限度額 | 3,200万円 |
助成要件 | 事業所の新設・増設 |
札幌市のIT・コンテンツ・バイオ立地促進補助金は、IT事業やバイオ研究事業で事業所を新設または増設する企業に向けた補助制度です。
事業所の開発費や人件費など最大3,200万円の助成金が交付されますので、「新たに事業所を立ち上げたい」「今の事業所を大きくしたい」という方に非常におすすめの企業誘致制度となっています。
札幌市へ進出するメリット
- 家賃と人件費が安い
- 人材供給力がすごい
- 補助金を利用して進出できる
札幌市は都心部と比べて賃料や人件費が安いので、新しい事業所を低コストで運用できるメリットがあります。
また、北海道にある学校の半数以上が札幌圏に集中していることもあり、優秀な若い人材が多く、人材共有に非常に優れている都市といえます。
低コストで運用でき、人材を獲得しやすい上に補助金まで交付されますので、事業拡大する条件が全て揃っています。
実際にオフィスを回ったり、先に進出した企業の体験談を聞くことも可能ですので、詳しくは弊社まで問い合わせください。
お問い合わせはこちら札幌市のコールセンター・バックオフィス立地促進補助金
対象事業 | コールセンター事業、バックオフィス事業 |
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限度額 | 3,000万円 |
助成要件 | 新規常用雇用者20人以上 |
札幌市が提供するコールセンターやバックオフィスの立地促進補助金は、新規進出企業や既存の企業が新たにコールセンターやバックオフィスを設立し、新規雇用正社員を増やす場合に、最大3,000万円の支援を受けられる補助金制度です。
この制度を利用することで、企業はコスト削減にもつながり、地域経済の発展に貢献することができます。
札幌市に進出を検討する企業にとっては、非常に有益な制度と言えます。
伊勢市の「企業誘致優遇制度」
対象事業 | 製造業、自然科学研究所、及び商品・非破壊検査業 情報サービス業、旅館業 |
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限度額 | 3億円 |
助成要件 | 投下固定資産額:1億円以上 |
伊勢市では、地域の経済活性化や雇用拡大を目的として、企業誘致のための優遇制度を導入しています。
工場や施設の新設、拡張、移転を行う企業に対して、「設備投資奨励金」「用地取得奨励金」「雇用奨励金」の3つの奨励金が用意されています。
この制度は、新規進出企業や既存企業の拡大・新規事業などを支援するために、優遇措置や補助金を提供するものです。
伊勢市へ進出するメリット
- 観光都市である伊勢市
- 交通アクセスの良さ
- 産業基盤の整備
伊勢市は、伊勢神宮をはじめとした多数の観光名所があり、年間を通じて多くの観光客が訪れるため、観光産業に関連するビジネスは注目を集め、多くのビジネスチャンスがあります。
伊勢市は、JRや近鉄などの鉄道路線が通っているため、交通アクセスが良好で、三重県内の中心都市である津市とも近接しているため、物流面でも優位性があります。
農林水産業を中心に、多様な産業が集積している伊勢市では、近年、地元の食材を活かした加工品や飲食店など、地場産業に関連するビジネスが活況を呈しています。
伊勢志摩サミット開催に伴い、観光インフラや観光プログラムなども整備され、産業基盤の強化が進んでいることも特筆すべきです。
盛岡市の「企業立地促進事業補助金」
対象事業 | 製造業、ソフトウェア業、自然科学研究所 |
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限度額 | 3億円 |
助成要件 | 固定資産投資額:1億円以上 |
盛岡市は、企業立地促進策として、補助金制度を導入しています。
この制度は、盛岡市に進出して新規事業を開始する企業に最大3億円の補助金を提供するもので、開業費用や人件費などの経費を一部補助することで、企業の進出を支援します。
この制度は、地域経済の活性化や雇用の拡大につながることが期待されています。
盛岡市は、豊富な自然や文化遺産があり、市内には多くの企業が集積しています。
さらに、交通インフラが整備され、ビジネス環境の整備も進んでいます。
これらの要因が、新たなビジネスチャンスを生み出し、盛岡市への進出を促進することにつながると考えられます。
盛岡市へ進出するメリット
- 交通アクセスの良い
- 人材を獲得しやすい
- 生活環境の良さ
盛岡市は、東北地方の中心に位置し、交通アクセスが良好な自然豊かな地域で、岩手県庁が置かれており、多くの大学や専門学校があり、人材の確保に適しています。
また、多くの企業が進出しており、地元の人材が活躍しているため、地元に密着した人材が確保できます。
充実した生活環境があり、物件の価格も安価な傾向にあり、従業員の生活環境も良くなるというメリットがあります。
北九州市の「オフィス立地促進補助金」
対象事業 | 自然科学研究所、コンタクトセンター、ソフトウエア業、情報処理サービス業、情報提供サービス業、インターネット附随サービス業 |
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限度額 | 1,500万円 |
助成要件 | 新規常用雇用者3人以上 |
北九州市では、オフィスを立地させる企業を対象とした補助金制度があります。
最大1億5千万円の補助金が支給され、建物賃料や雇用補助、改修補助など、様々な費用が対象です。
審査期間が短く手続きが簡単であるため、多くの企業がこの制度を利用しています。
補助金を受けることで、オフィス立地に必要な費用を抑えることができます。
北九州市へ進出するメリット
- ビジネス環境の整備
- 多様な産業の育成
- 豊かな人材環境
北九州市は福岡県北部に位置し、交通やビジネス環境が整備されたビジネス展開に適した環境が整っています。
福岡空港や博多駅からのアクセスが良く、立地企業にとって利便性が高い場所となっています。
多様な分野の優れた企業が集積し、ビジネスチャンスを拡大できます。
また、製造業をはじめとする産業も盛んで、立地企業にとっては連携や共同開発の可能性が高まります。
北九州市は大学や専門学校、職業能力開発施設などが豊富にあり、多様な人材を採用でき、また、海外からの留学生や外国人の定住者も多く、グローバルな人材環境を活かすことができます。
浜田市の「企業立地促進奨励金」
対象事業 | 製造業、ソフト産業、ソフト系ICT産業 |
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限度額 | 1億5,000万円 |
助成要件 | 新規常用雇用者3人以上 |
浜田市では、新規に事業所を開設する企業や既存の事業所を拡大する企業に、最大1億5,000万円の補助金を支給する企業立地促進補助金があります。
ただし、業種によって条件や助成内容が異なるため、詳細については注意が必要で、ソフト産業に属する業種については、市長が特に認める場合に限り対象となります。
浜田市へ進出するメリット
- 交通のアクセスが良い
- 低コストでのビジネス展開
- 高度な技術力
浜田市は、日本海と瀬戸内海に挟まれた好立地であり、交通アクセスが良く、自然に恵まれた観光地でもあります。
さらに、低賃金水準と低コストなオフィスや工場の提供があるため、事業費用を抑えることができます。
島根県は伝統的なものづくりをはじめ、ITやロボット技術などの分野でも高い技術力を持っており、浜田市に進出することで、専門的な技術を持つ従業員を採用できる可能性が高くなるとされています。
特にIT系企業にとってはとてもおすすめです。
大分県の「オフィス系企業誘致促進補助金」
対象事業 | 情報関連産業、BPO、コールセンター業 |
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限度額 | 10億円 |
助成要件 | 新規常用雇用者10人以上 |
大分県は、オフィス系企業が県内に進出する場合に、オフィス賃料や通信料、人件費などを補助してくれる「オフィス系企業誘致促進補助金」を導入しています。
補助額は条件によって異なりますが、最大で10億円まで支給されます。
大分県へ進出するメリット
- 産業振興政策の充実
- 豊かな自然環境がある
- 豊富な人材
大分県では、中小企業や新規事業者を支援する補助金や技術導入支援制度が充実しており、産学官連携による研究開発や人材育成にも力を入れています。
豊かな自然に恵まれた地域であり、リゾート地としても知られており、観光客を呼び込むためのインフラ整備も進んでいます。
若年層の割合が高く、多数の大学や専門学校もあるため、人材確保にも有利です。
一方、岩手県は人口が比較的安定しており、若年層や女性が働く傾向があるため、労働力の確保にも優れた環境があると言えます。
企業誘致においては、それぞれの地域の魅力を活かした取り組みが可能です。
宮崎県の「企業立地補助金」
対象事業 | 情報サービスセンター、製造業、試験研究機関、コールセンター、流通関連業 |
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限度額 | 5億円 |
助成要件 | 新規常用雇用者11人以上 |
宮崎県の企業立地促進補助金は、情報サービスセンター産業、製造業、試験研究機関、コールセンター、流通関連業を営む企業が、県内に進出または増設する場合に、多数の優遇制度が用意されています。
この制度では、県と市町村の双方からの補助金が可能であり、より多くの支援を受けることができます。
宮崎県へ進出するメリット
- 自然豊かな環境
- 人材確保が容易
- 安心できる暮らしの環境
宮崎県は、豊かな自然に恵まれ、アウトドアやレジャー、観光など多彩な楽しみがある地域です。
こうした環境により、従業員の健康促進や生産性の向上が期待できます。
また、県内には多くの大学や短期大学、専門学校があり、多くの若者が学び、育っています。
さらに、多様な産業があるため、人材の確保が容易で、治安が良く、自然災害も少ないため、安心できる生活環境が整っており、地域の人々もアットホームな雰囲気があります。
新しい環境での生活を始めるにあたって、ストレスが少なく、心地よい生活が送れるといえます。
奈良県の「情報通信関連企業立地促進補助金」
対象事業 | 情報通信業系、コールセンター系 |
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限度額 | 10億円 |
助成要件 | 新規常用雇用者20人以上 |
奈良県が実施する「情報通信関連企業立地促進補助金」とは、情報通信技術を持つ企業が奈良県内で進出や拡大をする際に、補助金を支給する制度です。
この補助金は、奈良県の経済振興や産業育成を目的としています。
具体的には、「情報通信業系」と「コールセンター系」の2つの分野を対象としています。
奈良県へ進出するメリット
- 交通アクセスが良い
- 人材確保が容易
- 自然環境が豊か
奈良県は、大阪や京都へのアクセスが良く、中部地方や中国地方へのアクセスもしやすいため、全国的な移動も容易に行えます。
また、人口が少なく、教育水準の高い人材が多く、人材確保に苦労することが少ないことが特徴です。
さらに、大学や短期大学、専門学校などの教育機関が豊富で、研究開発にも適した環境が整っています。
奈良県は自然に恵まれた地域であり、大自然や歴史的な遺産など多くの魅力を持っています。
これらの環境を活用した地域振興施策が進められており、企業としても環境に配慮した取り組みができます。
高知県の「IT・コンテンツ企業立地促進事業補助金」
対象事業 | IT・コンテンツ関連業 |
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限度額 | 2億5,000万円 |
助成要件 | 事業所を新設 |
高知県では、IT・コンテンツ分野における新規進出や拡大を促進するため、IT・コンテンツ企業立地促進事業補助金を設けています。
この補助金は、新たに事業を始めるために必要な費用の一部を助成する制度であり、最大2.5億円の補助金を対象企業に支給しています。
平成27年からスタートしたこの制度は、現在でも有効であり、高知県内におけるIT・コンテンツ関連企業の誘致や拡大を後押ししています。
高知県へ進出するメリット
- 人件費が比較的に低い
- 地域資源の活用が可能
- 支援制度が充実している
高知県は人件費が低く、補助金も支給されることで採用コストを抑えられます。
自然豊かな地域であり、地域資源を活用したビジネスが可能です。
地域活性化に取り組む自治体が多く、企業と協力して地域課題に取り組むことができます。
さらに、高知県は多様な支援制度を用意しており、新規事業の立ち上げや拡大が容易になっています。
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企業誘致において成功するためには、様々な要素が関係してきます。例えば、地理的条件、産業構造、労働力の質、物流・交通インフラ、税制・補助金制度などです。
ここでは、企業誘致を成功させるためのポイントを5つご紹介します。
- 地理的条件の活用
- 産業構造の分析
- 労働力の質
- 物流・交通インフラ
- 税制・補助金制度
1. 地理的条件の活用
企業誘致を成功させるためには、地理的条件を活用することが重要です。
例えば、港湾や空港が近い場所、主要な交通路の交差点にある場所、都市圏の周辺に位置する場所などが、企業誘致に適した場所となります。
2. 産業構造の分析
企業誘致を成功させるためには、その自治体の産業構造を分析することが必要です。
その自治体が得意とする産業や、他の自治体に比べて優位性を持つ産業を把握し、それに合わせた誘致戦略を策定することが重要です。
3. 労働力の質
企業誘致を成功させるためには、労働力の質が重要な要素となります。
特に、技術や知識を要する産業においては、優秀な人材の確保が誘致の成否を左右することがあります。
そのため、その自治体の教育水準や人材育成に注力しているかどうかを確認することが大切です。
4. 物流・交通インフラ
企業誘致において、物流・交通インフラが整備されていることも重要な要素となります。
特に、製造業や物流業にとっては、スムーズな物流や交通網があることが大きなメリットとなります。
そのため、その自治体の物流・交通インフラの状況を確認することが必要です。
5. 税制・補助金制度
企業誘致において、税制や補助金制度が整備されていることも大きなメリットとなります。
自治体によって、様々な税制優遇措置や補助金制度が設けられている場合、事務所や工場などの新設にかかる費用や従業員の雇用、設備投資、研究開発費用などを軽減できる場合があります。
また、地方自治体や国の政策によって、特定の産業や技術分野への投資を促進するための補助金制度が整備されていることもあります。
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- 「労働力」「交通アクセス」「ビジネス環境」の3つが大切
- 自治体によって得意な分野と強みが異なる
- 地域ごとの特性や補助制度の下調べが重要
自治体によって得意とする分野や強みが異なるため、どの自治体が最適か企業の特性を理解して選ぶ必要があります。
今回ご紹介した企業誘致自治体ランキングが、自社にとって最適な誘致先を見つける手がかりになれば幸いです。
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